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目立つようなほくろは皮膚科や美容整形外科で除去しよう

ほくろと似た病気

ドクター

体のいろいろな部分に知らない間にできてしまうのがほくろです。いつの間にかこんなところにほくろができていたと驚いた経験のある人も多いでしょう。大きなほくろなら気になりますが、そうじゃない場合はほとんど気に留めることもありません。しかし、そんなほくろのなかには悪性と呼ばれるものもあるのです。もしも、大きくなったり広がったりしていると感じた場合は注意が必要です。なぜなら、ほくろによく似ているものでメラノーマという悪性腫瘍があるのです。ほくろというのはメラノサイトというメラニン色素を作る細胞が原因でできてしまうものです。そのメラノサイトという細胞がときにがん化してしまうことがあるのです。そして、そのメラノサイトががん化してしまうとメラノーマという皮膚がんの一種になってしまうのです。メラノーマは早期発見できれば高い確率で治すことのできる皮膚がんです。しかし、ガンの組織の成長というのはとても早く、時期を逃してしまうと他に移転してしまう恐れもあるのです。そんなメラノーマの見た目はほくろとよく似ていて黒色のものが多く、足の裏や手のひら、手足の爪の下などにできやすいという特徴があります。知らないうちにこういう部分にできてしまったほくろは、このメラノーマの可能性もあるので皮膚科や美容皮膚科で医師に診てもらいましょう。もちろん、そういった部位以外にもできる可能性があるので、もしも大きさに変化があったり、色にムラが出てきたり、変形してきたらメラノーマの可能性を疑うようにしましょう。皮膚科や美容皮膚科ではダーモスコピー検査という方法でほくろとメラノーマを見分けることができます。この方法は皮膚のメラニン色素や毛細血管の状態を調べることでメラノーマの診断をすることができ、約10分程度で結果を知ることができるでしょう。
メラノーマの他にもほくろと似ている病気というものがあり、基底細胞癌や有棘細胞癌、扁平上皮癌などが有名です。基底細胞癌の場合は頭や顔に現れることが多く、日本で一番多い皮膚がんがこれだといいます。このガンは紫外線を長期間浴び続けることで発症すると考えられていて、患者の多くが50代以上となっています。有棘細胞癌の場合は、患部が膿んでしまい臭いニオイを放つということもあるようです。こちらも高齢者に多い皮膚がんで、自覚症状はほとんどありません。扁平上皮癌はゆっくりと進行していくほくろととてもよく似たガンです。これらの皮膚がんは自分で見分けることが難しく、ほくろを除去するために皮膚科に行ったらガンだったというケースが多いのです。皮膚科や美容皮膚科、美容クリニックなどで行われているほくろ除去治療のなかにはガンに使えない方法もあります。ほくろを切除して病理検査ができる場合は悪性のものなのか判断してくれるでしょう。気になるほくろがあるときは病気だった場合のことも考えて早めに医師のいるところで相談するようにしましょう。